【バラ科 Rosa バラ属】
特徴:フランスのデルバールによって2015年に作出されたシュラブ系の園芸品種。花は濃い紅紫色のロゼット咲です。強いダマスク系の芳香があります。
100~150種からなるという、刺のある落葉(ときに常緑)低木でつる性や匍匐性になるものもあり、北半球温帯から熱帯山地にかけて分布する。日本には14種が自生する。英語で「roses」と総称される。葉は互生し、奇数羽状複葉であるが、ごくまれに単葉となり(R. persica)、ふつう托葉がある。花は単生または散房状-円錐状の花序につく。萼は萼筒が発達し、裂片は5(ときに4)個ある。花弁は萼筒の上縁につき、5(ときに4)個ある。雄しべは多数あり、萼筒の喉部につく。雌しべは萼筒内の底に多数または少数あり、花柱は長く萼筒の外へ伸びる。バラの果実は英語で「hip」と呼ばれるが偽果で、肥大した花床のなかに本来の果実(痩果)がある。観賞用、有用性(香料)などの観点から古来栽培され、またヨーロッパ産種とアジア産種との複雑な交配により様々な系統の園芸バラが誕生し、多くの園芸品種が栽培されている。
アレゴリーは深みと華やかさを併せ持ったクリムゾンレッドのロゼット咲き。明るい緑色の葉とクリムゾンの花色とのコントラストが個性的。樹形はまとまりのよい小型のシュラブで、庭植えでも鉢植えでも育てやすいです。花付が良く、四季咲性が強く、春から秋まで繰り返し良く咲きます。鉢植えにも向きます。