【バラ科 Rosa バラ属】
特徴:ドイツのコルデスによって2001年に作出されたハイブリッドティー系の園芸品種。花は桃色の剣弁高芯咲きです。花もちがよく、花弁も傷みにくいです。芳香があります。耐病性に優れます。
100~150種からなるという、刺のある落葉(ときに常緑)低木でつる性や匍匐性になるものもあり、北半球温帯から熱帯山地にかけて分布する。日本には14種が自生する。英語で「roses」と総称される。葉は互生し、奇数羽状複葉であるが、ごくまれに単葉となり(R. persica)、ふつう托葉がある。花は単生または散房状-円錐状の花序につく。萼は萼筒が発達し、裂片は5(ときに4)個ある。花弁は萼筒の上縁につき、5(ときに4)個ある。雄しべは多数あり、萼筒の喉部につく。雌しべは萼筒内の底に多数または少数あり、花柱は長く萼筒の外へ伸びる。バラの果実は英語で「hip」と呼ばれるが偽果で、肥大した花床のなかに本来の果実(痩果)がある。観賞用、有用性(香料)などの観点から古来栽培され、またヨーロッパ産種とアジア産種との複雑な交配により様々な系統の園芸バラが誕生し、多くの園芸品種が栽培されている。
近年大輪の整形花はシュラブ樹形が多い中、この品種は樹形がまとまった木バラになります。樹勢が良く、たくさんの葉をつけ、しっかりとした枝の先に大きな花をつけます。美しい緑の照り葉で、黒星病、うどん粉病にとても強いです。株を大きくしてから花を咲かせるので、鉢植えの場合は大きな鉢が良いです。剪定は高めの位置で切ってください。